2022年6月27日月曜日

昨今の急激な円安について


現在、海外からの調達は日本のお客様にとって非常に苦難な状況であり、特に材料費の高騰、円安の急激な進行が非常に大きな問題となっています。

日常の生活においても円安の影響もあり、輸入製品を中心に値上げの波も押し寄せ、物価上昇も著しくなっています。

 

近年の為替は2017年ごろから2021年まではおおよそ1ドル=105円~115円の間で推移しており、非常に安定していた状況でした。

海外調達を行う弊社も、それを購入いただくお客様も大きな問題を為替で抱えることなくしばらくの間進んできました。

しかし、2022年に入りウクライナ問題も発生、すると急激に円安が進み20226月現在は136円まで記録する事態となりました。


円安の原因は国際情勢の急激な変化もありますが、何よりも日本とアメリカの金融政策の違いが明確になったことが大きな要因と言われています。

金融緩和(日本)と金融の引き締め(アメリカ)がもとになり、金利差が出てしまったことで円が売られ、ドルが買われる事態が続いています。

 

今後の為替の予測は、さらなる上昇が想定されています。今後さらにアメリカの金利が上昇していくことが考えられ、日本との金利差が大きく広がることで1ドル=140円を超えることもあり得るという予測もたてられています。

 

為替は先を読むことは非常に難しいといわれていますが、今後さらに円安に進むことも想定し、弊社ではできる限りの対策を検討し、実施していきたいと思います。


いったんどこでもよいので、円安が落ち着くことを切実に望みます。


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