2026年3月30日月曜日

中東情勢に伴う各国の石油状況について


昨今中東情勢の変化により、中東に石油を依存している国々の備蓄量がニュースなどに取り上げられ、我々含め各国の人々が今後の情勢に不安を抱きながら過ごしています。

今回は弊社と取引のあるベトナムの石油の状況をご紹介いたします。

ベトナムの石油備蓄量は全体でおおよそ40日分と言われており、日本の備蓄量(おおよそ250日分)と比較するとかなり少ない状況であり、ASEANの中でも少ないと言われています。

ベトナムの首相が日本含め、各国に協力の要請をしているとの情報もあり、おおよそ10日分の上積みができたなどといった情報も出ております。
日本はというと、まずは国内での安定供給ということで国家備蓄の売却先は国内の石油精製会社優先に行うと発表されています。

ベトナム自体は精製所はかなり整っており、石油さえ入手できれば国内使用の70%は精製できる体制はあります。
ホルムズ海峡が閉鎖中の今、中東に約80%以上を依存していると言われるベトナムはかなり厳しい状況となっています。
近隣のフィリピンではエネルギー非常事態宣言が出されており、電気料金の抑制のため、国内の石炭火力発電所の拡大を進めていく方針のようです。

国内駐在者の情報では、ガソリンなどの価格変動は著しいが、大きな規制などはない様子。GRABなどの利用料金も上がっていないことは不思議とのことで、今後ベトナム国内の生活はどのように変化していくのか注視していく必要があります。

では弊社と取引のあるベトナムの鋳造工場はどうかというと
現在のところ製造上大きな問題は起きておらず、原材料の値上げなどもない状況です。
ただし石油由来の副資材などは少しずつ値段が上がっており、一番の影響として、ベトナム国内の輸送費、港での取り扱い費、船運賃が上がっているという情報があります。
つい最近日本側のトラック運賃も値上げの連絡が来たため、近い将来様々な物流にまつわる費用が上がっていくものと思われます。

お客様も供給不安を心配いただいておりますが、前倒しで納入させていただいたり、お客様に適正在庫量を一時的に増やしていただくなどご協力いただきながら、世界情勢を注視しつつ対応していきたいと考えております。




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2026年3月18日水曜日

世界情勢


季節の変わり目、花粉もそろそろ落ち着いてくるようにも感じられる
今日この頃です。

世界では緊迫したニュースが毎日のように流れています。
情勢が悪化している世の中ですがミラノコルティナオリンピック・WBCと開催され
まるで平穏無事な様子の一方、鳴りやまないサイレンの音、銃撃音、
心に深い傷を負いながら生きていく人々のことを考えると胸が締め付けられる思いです。

ロシアによるウクライナ侵攻から4年が経ちます。
そしてイラン×アメリカ・イスラエル戦争と大規模な戦闘が現在も続いています。
一日も早く終息し平和が訪れることを願っています。

世界情勢が気になる中、YouTubeで毎日のように投稿されるニュースに出会いました。
4年前から毎日聞くことが日課となった私です。
なんとも滑稽な巨大ネズミがニュースを伝えるのです。
そんな巨大ネズミが現在の世界情勢を詳しく伝え理解するのにとても役立ちます。

いつか意気消沈したニュースばかりではなく活力に満ちた明るいニュースへと、、、
と、願います。

ありがとうございました。

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2026年2月13日金曜日

登り窯


息子がいる山村留学先には伝統的な登り窯(のぼりがま)があり、1年分の陶芸作品をそこで焼成します。

今回はその窯焚きに参加してきました。

 

登り窯をご存じでしょうか。

登り窯とは、陶磁器を焼くための大型の窯で、大量の薪を使用して作品を焼き上げます。

目標とする温度は1,250度。文字通り三日三晩にわたり薪を絶やさず焚き続けて徐々に温度を上げていきます。

 ここではなんと、山村留学中の子どもたちが主体となり、24時間体制のシフトを組んで焚いていくのです。

陶芸家の先生やその他安全を見守るスタッフの指導の下、自らの責任と役割を果たしながら、窯の温度管理や薪の補給を行いました。

今回、私も保護者として応援に行きましたが、大きな仕事ができるわけもなく、子どもたちの働きぶりやチームワークにただただ感心させられるばかりでした。

 今回、子どもたちが自らの手で伝統技術を継承し、責任感や協調性を育む姿を見ることができました。

また、自然と向き合いながら長時間にわたる作業を続ける忍耐力や達成感も得られていると感じました。

このような実体験は、人生にとって貴重な財産となるでしょう。



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2026年2月12日木曜日

ベトナム電解研磨について

皆さまこんにちは

 以前より当ブログにてお知らせさせて頂いておりました
ベトナム保税工業区内での電解研磨につきまして完全禁止となり、
磁気研磨へ切り替わることが正式決定いたしましたのでご報告申し上げます。

 理由といたしましては、
ステンレスの電解研磨では、一般的に「硫酸」「リン酸」「混酸」等
強酸性の薬品が使用されます。これらは腐食性が強く、環境負荷や安全リスクが高い為、
ベトナムでは「危険化学品」として扱われ、原料輸入そのものに規制がかかったことが
主な要因です。

  磁気研磨サンプルも合格となりましたので、今後のベトナムでの生産においては電解研磨から磁気研磨へと変更させていただきます。
 

【税関許可が下りない理由】
 1.2025年の関税法改正
   ベトナムでは「On-the-Spot制度(みなし輸入)」などの通関ルールが法文化され、
  輸入化学品の扱いが明確化されました。その結果、従来グレーゾーンで通関できていた
  薬品が、正式に「許可制」となったこと。

 2. 環境規制の強化
  ベトナム政府は環境保護政策を強化しており、危険化学品の輸入・使用に対して
  厳しい管理を導入しています。特に酸類は水質汚染や廃棄処理の問題があるため、
  輸入そのものが難しくなってきたことが理由としてあげられます。



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2025年9月18日木曜日



こんにちは。
先日、神戸で開催された会議に出席してきました。

『第16回世界鋳造会議(WCIC2025)』
というもので、2025.9.9-12まで開催されていた鋳造関係に関する展示会です。

趣旨としては、会議という名がついておりますが
世界の鋳造関係の会社・工場が集まり、専門的な講演や情報交換、新規開拓を行う場として開催された形となります。

今回、弊社の取引先の会社が出店するとのことで、
ご挨拶とほかの出展企業への訪問、情報交換を目的とし訪問しました。

非常にニッチな世界の展示会ではありますが
日系の大きな会社から中国や東南アジア、欧米系の会社まで幅広く多くの企業が出展されておりました。
鋳造工場はもちろん、設備関係から原材料の会社が出展しており、中国の工場・会社が特に多い印象でした。

中国の企業は弊社でも過去訪問させていただいた会社様も出展されており、各ブースに展示されている鋳造製品を拝見しながら、どういった製品をメインとし、どのくらいのレベルの会社なのかを説明を受けながら、弊社の会社説明もさせていただきました。

どの会社様も自動車部品の製造を主としているところが多く、非常にレベルの高い印象を受け、弊社としても今後ぜひお取引させていただきたいと思える工場ばかりでした。

今後もこういった展示会に積極的に参加しながら、情報交換などを行い、新規のサプライヤー様と良い取引関係が築けるよう、社員一同取り組んでいきたいと思います。




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2025年8月27日水曜日

日傘


暦の上では立秋も過ぎ去りましたが
秋の気配が全く感じられない今日この頃です。


埼玉ではうだるような暑さが続き、外出するたび少しでも涼しくなるように
対策を練っています💦


私は毎日のように日傘🌂を持ち歩いておりますが
最近は男性や学生の方々も日傘が大活躍していうように見受けられます。
最近みかけた男性の日傘はチェック柄でカラーも鮮やかなブルーで
ほんの一瞬、爽快な気持ちになりました☺

毎年毎年気温上昇🔥
そして時代の移り変わりとともに様々な種類の日傘が増えていく。
そんな事を考えながら今日も焼けつくような暑さと格闘しながら
日傘を持つ私でした。



皆様お体ご自愛くださいませ。





      







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2025年7月28日月曜日

ホーチミン工業区での電解研磨危うし



皆さんこんにちは!

近年ベトナムでは
平均収入が上昇し生活水準が向上するにつれて、環境汚染も深刻化しています。
特に人口が集中する首都のハノイ市やホーチミン市では、大気汚染や水質汚染が進行し、
人々の健康被害を及ぼすケースも少なくありません。





我々が取扱っている製品には研磨によって対象物の表面を鏡の様に滑らかに、光沢のある状態に仕上げる【鏡面研磨】や金属製品を電解液に浸し、電流を流すことで金属表面の微細な凹凸を溶解させ、平滑化する【電解研磨】が有りますが、

近頃、【電解研磨】は汚染リスクプロジェクトのグループ1(最高リスク)に分類され、
環境許可書を取得していても都市中心部に近い工業区では政府の一声で突然、電解研磨が
禁止となるとの情報が入りました。それに伴い電解に代わる代替案が必要となり、
ひとつ候補に上がっているのが磁気研磨という研磨方法です。

写真を見る限りでは照りが鈍い様に感じますが、現在、サンプル取り寄せ中ですので、
詳細は追ってご報告させていただきます。

          
           (磁気研磨後の製品写真)
















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