新入社員です。
ご好評を頂いている検収日記の第二弾。
前回の続きをお送りいたします。ステンレスを中心とした精密鋳造を行う華成工場。
工程は
①インジェクション(ワックス成型)→②ツリー組立→③コーディング
④脱ロウ→⑤鋳型焼成→⑥鋳込み(注湯)→⑦切断→⑧熱処理→⑨ショット
今回は①の工程の仕上げ、作成されたワックスのバリ除去等の修正作業
見渡すと、THE女性の職場という感じで、100%女性。
作業員数は全員で16名で、作業を分担して行っているとのこと。
その作業工程がこちら
①外側のバリをナイフで削る
②内側の凸凹をナイフの裏側でならす
③キャップをはめる
④湯口をアイロンでつける
⑤熱板の上で表面をならす
⑥飛び出している薄い膜をナイフで除去する
⑦空気を吹きかけごみ等を除去
⑧穴や凹凸を蝋で滑らかにしてならす
全てが重要な作業で、この修正作業が最終的な鋳物の出来を
左右すると言っても過言ではないそうです。
今回私は①番のチーズの外側のバリをナイフで剥ぎ取るという作業を体験しました。
とにかく集中しないと、違うところを削ってしまうという恐怖感におびえながら
ゆっくりではありますが作業をすすめていきました。
ただ削るだけではなく、表面の滑らかさと、形の正確さが求められ
商品の形や詳細を把握しておく必要があると感じました。
2時間でたった20個という結果に終わり、更に5個不良を出すという始末。
ベテラン作業員はなんと2時間で100個!
これを8時間続けて、400個近くを毎日修正しています。
不良を出した分は罰金との事。
ただただ反省しながら、終わりにしました。
次の工程についてはまた次回。
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