2013年5月24日金曜日

華成工場研修日記②

こんにちは。

新入社員です。

 

ご好評を頂いている検収日記の第二弾。
前回の続きをお送りいたします。


ステンレスを中心とした精密鋳造を行う華成工場。

工程は
①インジェクション(ワックス成型)→②ツリー組立→③コーディング
④脱ロウ→⑤鋳型焼成→⑥鋳込み(注湯)→⑦切断→⑧熱処理→⑨ショット

 
 
 
今回は①の工程の仕上げ、作成されたワックスのバリ除去等の修正作業
 
 
見渡すと、THE女性の職場という感じで、100%女性。

作業員数は全員で16名で、作業を分担して行っているとのこと。

 


その作業工程がこちら

 

①外側のバリをナイフで削る

②内側の凸凹をナイフの裏側でならす

③キャップをはめる

④湯口をアイロンでつける

⑤熱板の上で表面をならす

⑥飛び出している薄い膜をナイフで除去する

⑦空気を吹きかけごみ等を除去

⑧穴や凹凸を蝋で滑らかにしてならす

 

全てが重要な作業で、この修正作業が最終的な鋳物の出来を

左右すると言っても過言ではないそうです。

今回私は①番のチーズの外側のバリをナイフで剥ぎ取るという作業を体験しました。

 

とにかく集中しないと、違うところを削ってしまうという恐怖感におびえながら

ゆっくりではありますが作業をすすめていきました。
 
ただ削るだけではなく、表面の滑らかさと、形の正確さが求められ

商品の形や詳細を把握しておく必要があると感じました。

 

2時間でたった20個という結果に終わり、更に5個不良を出すという始末。

ベテラン作業員はなんと2時間で100個!
 
これを8時間続けて、400個近くを毎日修正しています。

 

不良を出した分は罰金との事。

ただただ反省しながら、終わりにしました。

 

次の工程についてはまた次回。



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