2017年6月1日木曜日

こんにちは。
安藤です。

先日ベトナムはホーチミンに出張してきました。

ベトナムは現在、中国に代わる仕入先として製造業界では注目されています。
すでに進出している日系企業もかなり多く、現地法人も含めると約1600拠点にもなっているようです。

海外にある日系企業は中国が突出して多いですが、ベトナムもここ数年で日系企業拠点数で世界8位まで食い込んできました。

そんな中、我々の扱う鋳造業界においてもホーチミンで日系の鋳造工場が数社稼働しています。その他にも台湾系・韓国系など多くの鋳造工場があり、弊社も10数年以上付き合いのある協力工場がいくつかあります。
またベトナムローカル工場の発掘も始めました。いくつもの工場を視察し、試作などもしておりますが、なかなか進まない状況です。現状も試作を進めておりますが、諦めず技術的な支援も含めて力を入れております。

ローカル工場の一つ

現在IPCでは量産の進んでいる現地の外資系精密鋳造工場へ訪問し、日本水準での製造・管理体制を指導しながら量産に向け動いています。
日本の工場やすでに成熟している中国の工場とは違い、なかなか思うようにいかないこともありますが、地道に前に進めています。

外資系工場の事務棟外観

国土は日本の0.88倍ではありますが、人口も1億人近くまで来ており、今後更なる経済成長が見込まれます。
中国だけでは今後不安だというお客様やCHINA+1として新たな製造先を探しているお客様も急増しており、ベトナムという地での安定した製造・供給を確保することは急務と考えています。

常に変化しているベトナムを随時報告させていただきます。


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