場所は自社工場ある河北省滄州地区から、山東省の協力メーカー
南は浙江省新昌地区の協力メーカーまで6工場を回ってきました。
環境問題も厳しくなり、滄州地区は酸液の処理に関して厳しい
対応を求められております。
中和して廃液を処理しています。ph測定して中和状態を確認してから。 |
レベルの低い現地企業では、廃液を垂れ流し、罰金を払って操業
しているところも多くあります。設備導入より安く済むため。。。
信じられない事ですが、まだまだそういった工場は多くあるようです。
我々の付き合っているメーカーはそういった環境問題についても
しっかりと対応しているところが多くコストアップは避けられません。
中和には石灰を使用しています。中和後の泥の処理も問題。 |
訪問している9月からも石油の値段が上がることになりました。
急な通達でメーカーも困っております。
ただ、生産効率など自助努力も続けて、コストアップを吸収できる
ようにメーカーも努力しております。
時期は分かりませんが、環境対策をしていない工場は、この先
操業ができなくなり、廃業ということにもなっていくでしょう。
そういう影響を受けないためにも、調達工場の設備対策や
対策のできる工場の確保が急務です。
今までのコスト最優先のメーカー探しでは、数年先に調達ができな い
状況にもなるかもしれません。
我々も対応できていないメーカーに関しては、地道な説得を続ける しか
無いです。
また、海外から(特に中国から)資材購入をしている日本の方たちには
こういった事を伝えていき、安かろうだけでなく、環境問題に対応した
コストも考慮した調達活動を理解してもらいたいと考えております。
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お問い合せ等は下記まで
IPC Co.,Ltd
http://www.ipc-cast1.co.jp/contact.html
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